にゃんこの気まぐれ誕生日 (2) |
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「誕生日なんだから言っちゃダメだからね。」 「はいはい。わかってるってば。」 そして達は教室に帰り…は英二をなぐさめる事となった。 「えーいーじー。拗ねないでよ〜。」 「俺の事嫌いなの?」 「ううん。」 「本当?」 「本当だってば。」 「よかったー!」 英二はにへっと笑ってにぎゅーっと抱きついた。 「英二くんって単純ね。」 「あの会話はなんかムカツクね(開眼)」 「まぁまぁ。」 とりあえず危機を脱出しただが… 誕生日前夜 「げ、やばいこんがらがっちゃった〜。」 い〜と〜巻き巻きい〜と〜まきまき引〜て引〜てトントントン 「あ〜終わらない〜。」 「…さっきの歌は何なの?」 「糸巻きの歌♪〜って〜早くやらなきゃ〜。」 「そうだね。英二の誕生日明日だからね。」 「周助は何か用意したの?」 「うん♪」 「あ、たぶん明日の朝練行けないから。」 「うん♪わかったよ。」 「…だからお休み?」 「せっかくだからと起きてようと思って。」 「だーめ。周助はちゃんと寝なさい。」 は不二をぐいっと押して部屋から追い出した。 「クスッ。邪魔してるってバレたかな?」 そう言って不二はおとなしく部屋に帰った。 「…さぁ!ラストスパートかけよ!」 はお気に入りの音楽を聞きながら集中していた…。 「ん…。うげっ!私寝てた!?」 はばっと時計を見ると時刻は朝6時。 「やば…最後の方仕上がってないじゃん。」 は結局起きて不二と共に朝練に出る事にした。 「、結局終わってないんでしょ?」 「もうちょいだからがんばる。」 は学校に近くなると紙袋をがさっと取り出した。 「あぁ。恒例だね。がそれ持ってくるの。」 「もちろん。今回は平日だから3個用意してきたよ。」 と不二が部室に行くと既に・・・・黒山の人だかり・・・。 「あっちゃー。英二ー。おっはー。」 「〜。助けてくれ〜。」 英二がに助けを求めると、英二の周りに群がっていた女の子がいっせいにを睨みつけた。 「う・・・・。」 「あんたマネージャーでしょ。さっさと仕事したら?」 「「そーよそーよ。」」 「あんたなんかに英二くんが似合わないわけないでしょ!」 「「そーよそーよ。」」 「・・・あ!!」 が英二の首を見て指さした。 「あ・・・。」 不二も英二の首を見て開眼した。(恐っ) 「え?え?2人とも俺の顔に何かついてる?」 「ううん・・・何も。周助ちょっと私行ってくるよ。とりあえず。」 「OK。こっちは任せておいて。」 「え?え?どしたの?」 「英二。自分の体に手を当てて考えるんだね。」 「う?」 鈍感英二は気づきませんでしたが・・・・は屋上に来て格闘中。 「あともうちょっとなんだけどなぁ〜。でも英二マフラーもらってたし・・・・眠いし。」 眠いは関係ないでしょ。 「あ、色変えなきゃ。黄色をちょっとでしょ〜。それからこっちのは白をちょこっと・・・・。」 一定の作業を繰り返すせいかの目はだんだん閉じられてきた。 「あとは〜・・・これをとじるだけ〜。でも英二もらってたもんなぁ〜。」 はできあがったマフラーを抱きしめて眠ってしまった。 「・・!」 「ん〜。」 「!ってば!」 「はいどちらさま〜?」 「もう昼休みだぞ!こんな所で寝てたら風邪ひくって!」 「にょ?あ、英二!?どうしたのこんな所で。」 「それはがいないから探してたんだよ〜。見つかってよかった☆」 英二はをぎゅーっと抱きしめた。 「あ、英二・・・プレゼントさ・・・・欲しい?」 「それはもちろん!からなんて特に!」 「・・・・これ、マフラーなんだけど・・・・さっき誰かからもらってたよね?」 「あ、あれ?アハハハ。あれは大石から借りたんだ。部室の中までファンの子は入れないから 外で渡されてる時に寒いだろうからって。さっすが俺の相方だよねー!」 「な〜んだ。心配してソンした〜。じゃあはい。私からのプレゼントだよ。」 は今まで自分がだきしめていたマフラーを英二の首にかけてあげた。 「おーあったかい。のぬくもりたっぷりv」 「あ、さっき抱きしめて寝ちゃったから・・・。」 「?もう1個あるけどそれは誰の?」 「あぁこれはね〜、大五郎の!大五郎にも英二とおそろいで編んでたんだ〜。」 「すっごい…さっすが〜。」 「大五郎のは熊を編んだから結構手間かかったんだよ〜。英二にはちょっとしましまね。」 英二が大五郎のマフラーを見ると・・・・確かに熊が書いてあり・・・ 「なんか大五郎に負けた気分・・・・。」 「ん?英二?何か言った?」 「ううん。何でもない!じゃあ教室帰ろう♪」 英二はに手を差し出し2人で手をつないで教室まで帰ったとさ。 何にしても英二HAPPY BIRTHDAY!!!! BACK NEXT |