にゃんこの気まぐれ誕生日〜オマケ〜


「いいだろぉ〜。にもらったんだー。」

「あ〜、ずるいっスよエージ先輩!」

「へっへーんだ!俺誕生日だもんね!」

先輩。俺にも編んでくださいよ〜。」

「いいよ。」

「「え!?」」

の答えにびっくりする英二と桃。

「だからいいよって。でも遅くなるかもよ?そして毛糸は自腹で。誕生日じゃないからね。」

「え、本当に編んでくれるんスか?」

「いいよ〜。女に二言はありません。由美子さんの次ね。」

「え〜、俺だけじゃなかったの〜?」

「英二は誕生日だったからね。マフラー今の時期はいるでしょ?」

「そんなぁ〜。」

はニコニコと言うが英二はがっくりと肩を落とす。

?僕のは?」

「周助は由美子さんが編んでくれるんじゃないの?」

「僕だっての編んだマフラーがいいな♪」

「う〜ん・・・・今年中に編むのはキツイかも・・・。12月はリョーマの誕生日もあるし。」

先輩俺の誕生日覚えててくれたんスね。」

「そりゃそうよ〜。がんばるから期待しててね!」

「うぃーっス。」

そんな話をしている最中も英二は座っていじけている。

「英二〜?まだいじけてるの〜?」

「だってさぁ〜。」

「じゃあ英二いいものあげるよ♪」

と言って不二はカバンからあるものを取り出して英二に渡した。

「ん?」

「やっぱり英二にはこれでしょ♪」

「『超高級またたび』・・・・って俺はネコじゃない!!!」

「周助またまたたびにしたの?」

「去年よりも豪華だよ♪超高級だし。」

〜。不二がいじめる〜。」

「はいはい。あ、そうだ。今日英二の家行ってもいい?」

「「「「え!?」」」」

英二だけじゃなくて不二たちまで驚く。

先輩何でエージ先輩の家行くんスか?」

「え?そりゃあ大五郎にマフラーをかけるとこ見に行くのよ。」

「・・・なんだ。大五郎か・・・・。」

「もし小さかったら困るからね。じゃあ行こう英二。」

「え〜。」

それでもと2人っきりで帰れていい誕生日になった英二でした。





〜オマケ〜

「へ〜。これが大五郎か。ウチのJrよりやっぱり大きいね〜。かわいい〜。」

はぎゅ〜っと大五郎を抱きしめた。

、今日ご飯食べてかない?」

「え、でも家族水入らずを邪魔しちゃ悪いし。大五郎にも会えたから帰るよ。」

「そっか・・・残念だにゃ。」

「また遊びに来るね。大五郎にも会いに♪」

「大五郎ばっかり・・・・。」

そうつぶやいた英二の声はに届きませんでした。

「じゃあ英二。また明日ね。今日は誕生日オメデトvv」

はチュッと英二のほっぺにキスをしてニッコリ笑って帰っていった。

「・・・やっぱかわいい〜vv」

大五郎に負けはしたものの(?)やっぱりいい思いはできた英二でした。





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