燃えよ!球魂!!?


「球技大会?そんなのあるんだ〜。」

「今度の学年の時間でやるらしいよ。」

「そういえば去年もやったよな〜。」

「え〜超楽しみ〜vvテニスある?」

はわくわくして2人に聞きます。

「テニスはさすがにないよ♪大人数ではできないしね♪」

「何だぁ・・・・じゃあバレーボールとかバスケとか?」

「そうだにゃ。あとはドッチボールとか。」

「ドッチボール?私超得意なんだよね〜v大好き〜〜。」

「確かドッチボールは男女混合じゃなかったっけ?」

「うん。去年はそうだったよ♪」

そしてその日のHR選手は決定する。

「女子はバレーか・・・・バスケもやりたかったなぁ・・・・。」

バスケは得意じゃないんじゃなかったの?」

「でも、うーん・・・・得意じゃないけど背は高いもん♪」

?それは僕に対する嫌味かな?(開眼)」

「・・・・・・周助。それじゃあ背が低いって認めてるようなもんじゃん。」

「あははは。確かに〜。」

不二が笑う英二を一睨みで黙らせたあと36トリオは部活に向かった。







「え〜3年の先輩は球技大会なんスか?うらやましいっス!!」

「何々桃たちの学年は何やんの?」

「映画っスよ。しかも俺見たんスよね〜その映画。」

「何てやつ?」

「・・・・・ウォーター○ーイズっス。」

「あ、それ私見てない〜いいなぁ。」

さっきまで球技大会楽しみにしてたじゃない。」

呆れている不二につっこまれる・・・・・。

「じゃあリョーマの学年は何やるの?」

「・・・・知らないっス。」

「え〜?どうしてよ〜。」

「・・・・・・・寝てたんスよ。HRの時。」

「・・・・つまらんな〜。まぁいっか。楽しみだなぁ〜球技大会。」

・・・・・楽しみにしてたのもつかの間。次の日から強化猛特訓が始まったのでした。







「・・・・何でこんなに燃えてるわけ?」

「あら知らないの?優勝賞品が結構ゴーカらしいからよ。」

茜がにバレーボールの球出しをしながら言います。

「へぇ、でもやっぱウチのクラス優勝なんじゃない?」

「どっからそんな自信が来るのよ・・・・。」

「だってさ、女子も割りと運動部多くない?幸いバレー部の子もいるしね。」

「まぁね〜。でも問題は男子よ。1組にバスケ部が固まってるらしいからね。」

「そっか〜。」

が腕組みをしてうーんと考え込んでいると背中が急に重くなった。

「英二〜どうしたの?練習は??」

「やっぱの応援がないと力出ない〜。」

「じゃあ絶対優勝するからがんばって?」

「・・・・なぜ疑問系?」

英二がに突っ込むと後ろからは冷たい空気が…。

「クスッ。英二こんな所でサボってていいと思ってるの?(開眼)」

「・・・・サボってないし〜・・・・・(怯)」

「まぁまぁ。周助絶対優勝するからがんばってね?」

「もちろん。にそう言われてがんばらないわけがないじゃない♪」

「・・・・男って単純ね〜。」

茜はやれやれと呆れ顔。

「でも〜男テニの皆は要注意よね〜。」

「うちのクラスは2人いるから割と有利なんじゃない?」

「ダメよ茜。油断大敵火事オヤジよ!」

「はいはい。じゃあ練習しましょう。」

36はチームワークもよく着々と練習が進んでいるもよう・・・・・・。







36の1回戦の相手はデータマン乾率いる3−11。

「右へパスの確率78%」

「げっ!?」

「クスッ。やるね乾。」

乾のデータによりパスカットされまくる36だが・・・・乾のみなのだ。

「この試合はもらったわね。」

「乾くんはよく動いてるけど、他のメンバーがついていけてないもんね。」

「英二ー周助ー!がんばれー!!」

の応援の甲斐あって(?)か36は3−11に大勝利!ちなみにバレーは余裕勝ち。

「あ、ドッチボールしなかったじゃん!」

「別にいいじゃん。勝ったんだし。」

「次はどのクラス?」

「えっと・・・・3−8だって。」

「じゃあ楽勝だね♪」

・・・・皆さん男テニいるかいないかで判断してるでしょ・・・・まぁ予言どおり3−8には楽勝。

「またドッチボールなし??」

なんでそんなにガッカリしてるの?」

「だって〜バレーよりもドッチボールの方が楽しみだったよ〜。」

はドッチボールがやりたくて体力が有り余ってるみたい。

「で?次のクラスはどこ〜?」

「3−2。あら大石くんのクラスね。」

「だったら楽勝楽勝。」

英二はもう勝つと決めつけているようです。

「英二〜?油断大敵火事オヤジって言ってるじゃん。だいじょぶなの?」

「こっちにはつよ〜い味方がいるからだいじょぶ。」

英二はチラッと不二の方を見て言った。

「・・・・なるほどね。でも周助、お手柔らかにするのよ。」

「さぁ?それはどうだろうね♪」

試合後、胃をおさえてコートから出てきた大石がいた・・・・。





次は決勝戦。決勝戦の相手はあの方率いるクラス・・・さぁドッチボールはできるのか!?(笑)





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