Wonderful Holiday☆ |
〜越前リョーマver.〜 『先輩?俺っス。』 「リョーマ?どうしたの?」 『先輩俺とデートしません?』 「でえと?」 『そうっス。明日10:00に駅で待ち合わせ。』 「どこ行くの?」 『明日のお楽しみっスよ。』 「・・・・わかった。じゃ、明日ね?」 次の日案の定低血圧のリョーマは遅刻。 「まったく。自分が起きられないならこんな時間に待ち合わせしなきゃいいのに。」 がブツブツ言っているとリョーマが慌てて走ってきた。 「先輩待った・・・・・よね?」 「当たり前です!もう。お昼はリョーマのおごりね。」 「もちろん。そのつもりで来たっス。」 「あら。そうだったの?・・・・何か今日のリョーマ大人っぽいね。」 「先輩は子供っぽいっスね。」 「そう?おしゃれしてきたつもりだったんだけど・・・・。」 「でもかわいいっスよ。さ、行くよ。」 リョーマが手を出すとはニコッと笑ってその手をつかんで歩き出した。 「あ、そうだ。先輩。お願いがあるんスけど。」 「何?」 「今日デートっスよね?」 「そうだよ。だって、リョーマが言ったんでしょ?」 「デートだからって呼んでもいいよね?」 「え?何だ。そんなこと。もっとすんごいのお願いされるかと思った。」 それを聞いたリョーマはもっとすごいことお願いすればよかったと思ったのであった。 PLACE1:ショッピングモール 「ここって新しくできたショッピングモールでしょ?」 「そうっスよ。」 「ちょっと興味あったんだよねー。」 「こっちこっち。」 リョーマについて行った先はかわいい雑貨屋。 「わー。かわいいお店。私こういう雰囲気好きなんだよね。」 「やっぱりね。」 はとりあえずアクセサリー類から見ることにした。 「あ、今日ねリョーマにもらったやつつけてるんだよ。ほら。」 と言っては自分の首もとにあるネックレスとピアスを見せた。 「不二先輩にもらった指輪はしてないんスね。」 「だって、デートなのに他の人にもらった物をつけてくわけにはいかないでしょ?」 はニッコリ笑って言った。 「じゃあ、俺も指輪買ってあげるよ。」 「え、いいよー。指輪って高いんだよ?」 「って案外ケチくさいね。」 「うるさいわよ。だって今自分の家にいるわけじゃないから。」 「じゃあなおさらじゃん。はい、どれがいいの?」 「・・・・・・・これっかな?」 「了解。」 PLACE2:おしゃれな喫茶店 「そろそろお腹減らない?」 お腹が鳴りそうなのを必死で押さえている。 「そう言うと思った。昼はここで食べるよ。」 「おしゃれー・・・だけど高そ・・・・あ、また言っちゃった。」 「まだまだだね。昼は俺におごれって言ったのじゃん。」 「おっ。そういえばそーだった。」 「さ、入るよ。」 なんだかどっちが年上だかわからなくなってきましたね・・・・ 「おいしそ〜。こんな場所よく知ってたね。」 は運ばれてきた料理をパクパクとおいしそうに食べていく。 「って本当においしそうに食べるよね。」 「何〜。子供って言いたいの?」 ぷ〜っとほっぺたをふくらませる顔は子供そのもの・・・ 「まだまだだね。」 LASTPLACE:お台場の大観覧車 「わー。キレイだねー。」 とリョーマは最後のスポットとしてお台場に来ていた。 「喜んでもらえてうれしいっス。」 「この観覧車1回乗ってみたかったんだよねー。」 「ねぇ。この観覧車にジンクスがあるの知ってる?」 急にリョーマがニヤッと笑って言った。 「ん?そんなのあるんだ?あ、そんなことよりもうすぐてっぺんだよ。」 「そのてっぺんでキスをすると結ばれるってジンクスがあるんだよ。」 と言ってリョーマはの腕を引っぱりキスをした。 「〜〜〜〜〜〜〜///////////」 「はい。これで俺たちは結ばれると。」 「む〜。ふいうちだ。」 「じゃあ、キスするよ?」 またもやリョーマはにキスした。 「そういうことじゃなくて〜!!全く。帰国子女ってそういうの恥ずかしくないの?」 「別に帰国子女だからやってるわけじゃないけど。」 「じゃあどうしてよ。」 「だからそれは、が・・・・」 「はいっ。お疲れ様でした〜。」 リョーマが返事をしようとしたその時運悪く下についてしまい答えは聞けずじまい。 「ねぇ、リョーマさっき何言おうとしたの?」 「内緒。」 帰り道にずっとは聞いていたがリョーマは教えてくれなかった。 「じゃあ、・・・先輩。」 「ふふ。まだ今日が終わってないから『』でいいよ。」 「じゃあ、。別れのキスして?」 さっきとは違い今度は甘えてくるリョーマにはしかたがないと思いほっぺたにキスをした。 「口の方がよかったんだけど・・・・。」 「さっき2回もしたでしょ?それはまたいつかね?」 意味深な発言をしては家の中へ入っていった。 BACK |