Wonderful Holiday☆

〜菊丸英二ver.〜 『〜。オレオレー誰だかわかるー？』 「英二でしょ。着信に表示でるからすぐわかるよー。」 『にゃはは。やっぱし？でさ、明日何か予定ある？』 「ううん･･･何もないけど？」 『ディズニーランドの券があるんだけど一緒に行かない？』 「ディズニーランド！？行く行くー！」 『よし。んじゃあまった明日！ 「うん。明日ね。」 「おーい。ここ、ここ。」 今日は平日という事もあって入り口で待ち合わせしてもすぐに会えた。 「英二。おはよー。」 「おはよ･･･。」 英二はの今日のカッコを見てしばしみとれてしまった。 「英二？どうかしたの？」 「今日メイクしてる？」 「うん。由美子さんにちょっとね。」 「かわいいvv」 ギューッと英二はを抱きしめた。 「ありがと。早く行こう。」 は自然に英二の手を取って園内に入っていった。 「英二、最初どこ行く？」 「そだなぁ･･･とりあえず、乗り物に乗って乗って乗りまくる？」 「賛成ー！！」 「そうと決まればこっちこっち。」 今度は英二がの手を握ってアトラクションの方に走って行った。 「じゃあ次はスプラッシュマウンテンだー！！」 本日最初の絶叫系。 「･･･スプラッシュマウンテンって今まで１回しか乗ったことないのよね･･･」 「恐いの？」 「こ･･･恐くないけど、ちょっとドキドキするかも･･･。」 「ヘーキだって。俺がついてるし☆」 「でもねー、絶叫系乗るときっていつも『事故が起きたらどうしよう』って思うのよ。」 「…は変に心配性だよな〜。」 「だってさー･･･。」 そうこうしているうちに順番が来た。運が良いのか悪いのか、席は１番前･･･ 「えーじー。１番前だよー。落ちたらどうしよーι」 「落ちないって。ほら、じゃあ俺のうでにつかまってる？」 「う･･･うん。」 は英二の腕に自分の腕を絡ませセーフティーバーをギュッと握った。 「あ、見て見て英二。あれカワイーvv」 「そうだにゃ。(でもの方がかわいいにゃ。)」 英二がそんなことを思っているとがギューッと抱きついてきた。 「////？どうしたの？」 「･･･落ちる気がする･･･ほら落ちたキャーーーー！！」 は目を閉じてギューッと英二に抱きついていた。 「、だいじょぶだってば。」 「落ちるーーーーーーーー！！！！！」 は終わるまでずっと目を閉じて英二に抱きついていました。 「ふへー･･･終わった終わった。」 「って案外恐がりなんだ〜。」 「絶叫系は恐いんだもん。」 「じゃあ、次はスペースマウンテン！！」 「え〜･･･。」 スペースマウンテンでも次のビックサンダーマウンテンでもはずっと英二に抱きついていた。 「あー。楽しかったー！」 「信じらんない。恐いだけだってば〜･･･。」 「今度はの好きなの乗って良いから〜。」 「じゃあ、ハニーハント乗ろ！まだ１回も乗ったことないんだよねー。」 ニコニコと子供のように笑っては言った。 「よしっ。じゃあ行こ！」 ２人はその後も次々と乗り物に乗った。 「英二･･･お腹減らない？」 「じゃあ、俺がお昼買ってくる。ちょっと待ってて？」 英二がお昼を買いに行ってる間１人で座っていたに近づいたのは･･･まぁ、そういう奴らでした。 「ねぇねぇ彼女ー。俺らとどっか行かない？」 「(何だ？こいつら･･･)悪いけど私連れがいるの。」 「こんなカワイイ子をまたせる奴なんかほっとけよー。」 「今ご飯を買いに行ってもらってるだけです！」 ツンと冷たくは言い放ちましたが相手は一歩も引きません。 「今は１人じゃん。いいだろ〜。なー。」 ２人連れで両方から腕を捕まれたは身動きが取れなくなった。 「ちょっと、離せって言ってんでしょ！！(うー。英二助けてー。)」 「お前ら人の彼女に何やってんの？」 の心の声が通じたのか英二が片っぽの腕をつかんで現れました。 「んだよ、てめぇは！」 「俺が本気で怒る前に消えた方がいいよ。」 英二が冷たい目で一睨みするとナンパ野郎はすごすごと退散した。 「！だいじょうぶ？変なことされなかった？」 「うん。大丈夫。ありがと英二♪」 そのあと２人仲良くご飯を食べて、また乗り物にもたくさん乗ってそして夜のパレード。 「うわー。キレー･･･。」 はキラキラと目を輝かせて音楽に合わせて横に揺れていた。 「(子供みたいでかわいい･･･。よーし。)」 英二はの肩にさり気なくそっと手をまわした。 「英二･･･？」 は一瞬びっくりしたような顔をしたがすぐにニコッと笑って英二の肩に頭を預けた。 「また２人で来ようにゃ。」 英二は２人でという所を強調して言った。 「うん。そうだね。」 そしておみやげも買って、２人仲良く家に帰ったのでした。 BACK