乾の大(?)発明!? (2) |
「ちょっとー!これどうなってるのよ!」 「先輩!大変なん」 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜vvvvv」 「うわっ。」 エイボに突進されはしりもちをついてしまった。 「ごろごろごろ。」 「何これ?!英二そっくり。」 「、それはエイボだ。」 「エイボ??おもちゃ?」 おもちゃという単語を聞いても何も反応せずの膝の上にいるエイボ。 「乾先輩、何で先輩には何も怒ったりしないんスか・・・。」 「さっきも言ったが菊丸のデータをすべてインプットしたのだ。」 「ねぇさっきっから何言ってんの?これ誰の?」 はわけがわからず頭にハテナマークを浮かべる。 「「乾先輩のっス」」 「へぇ〜乾が作ったの?」 「あぁ。」 「すっご〜い。しかも超カワイイvv」 はよしよしとエイボの頭をなでます。 「にゃぁ〜vvvごろごろごろvvvv」 「本当に英二そっくりだね〜。よくこんなの作れたね。」 エイボはここぞとばかりにに甘える。それをよく思わないやつも・・・・。 「なぁ越前・・・・・何かムカつかねぇ?」 「そうっスね・・・・・猫型ロボットのくせに先輩に甘えるなんて・・・・。」 「何とかするぜ!」 「ウイーっス。」 2人が作戦を立て始めてもなおエイボはごろごろとのどをならしている。 「でも・・・・乾?あの穴は何?」 「いや・・・・その・・・・・。」 「もしかしてエイボがやったの?」 はニコニコ笑ったままエイボに聞きます。 「にゃ・・・・にゃぁ〜・・・・・。」 「いや、その・・・・、これはだな・・・・。」 「どうして部室を壊したりするの〜!もう。外から丸見えじゃない!」 「ごめんにゃさいにゃ〜。」 エイボは素直にに謝ってまたに甘えようとする。 「しょうがないなぁ〜。じゃあ今日は新聞紙かなんかで隠しときましょ。」 「にゃ!」 エイボもうんと頷き乾が古新聞で穴をふさぎ始めた。 「先輩、そろそろ休憩時間なんじゃないスか?」 「あ、本当だ。ドリンクの準備しなきゃ。」 「俺たちがやっておいたっス。」 「本当〜?ありがとうー桃、リョーマ。」 「「どうって事ないっスよ!」」 にニッコリと微笑まれ顔を赤くして答える2人。 「にょぉ〜・・・・・ごろにゃぁ〜んvvv」 「・・・・また甘えてやがるぜ・・・あのロボット・・・・。」 「俺達の会話で何かわかったんスかね・・・・・。」 「じゃあ、エイボ?降りて?」 「にゃぁ〜にゃぁ〜。」 エイボはイヤイヤをするように首を振り、にさらにスリスリする。 「「!?」」 「んー・・・・降りたくないの?」 「んにゃ!」 「しょうがない・・・・ってアレ?」 はふと英二のほっぺたに目がとまった。 「英二と同じようにバンソーコーだ〜。剥がれかけてるから直してあげるね。」 「先輩それは!!」 「え?」 桃が言ったそばからはベリッとバンソーコーを剥がしてしまった。 「!?よけろ!」 「え?」 シーーーーーーーーーーーン・・・・・殺人ビームはおろかエイボの声さえ聞こえない。 「え?何かいけなかったの?」 「・・・・殺人光線が出ない・・・・・。」 「先輩が剥がしたからだ・・・・。」 「それではこのへんで。ザンネンムネンマタライシュウ〜。」 その時エイボがピカーーーーーーーッと光ってボンと煙をあげた。 「うわっ・・・・ケホッケホッ・・・・何〜?」 「あぁ・・・ついにやってしまった・・・。」 「あれ?何で俺こんな所にいるの?!」 「英二!?」 「「何で英二先輩がここにいるんスか!?」」 も桃もリョーマも英二がいる事に混乱している。 「あ、〜。早くドリンク持ってきてよ〜俺のどカラカラ〜。」 「あ、あぁ・・・・ゴメンゴメン・・・・・。」 はドリンクを持って英二と共に行ってしまった・・・・。 「い・・・乾先輩・・・・もしかしてエージ先輩って・・・・・。」 「あぁ・・・・あいつのバンソーコーはエイボと英二の交換スイッチなんだ・・・・。」 「「マジっスか!?!?」」 「ふむ・・・・今度は菊丸にならないバージョンも作る必要があるな・・・・。」 乾はぶつぶつ呟いて部室から出て行ってしまった。 「・・・・・・・・夢じゃないっスよね・・・・・?」 「イテテテテ!俺のほっぺたつねるんじゃねぇよ!」 「でも痛いって事は夢じゃない・・・・!?」 「あぁ・・・・そうなるな・・・・・。」 「「一体どーなってるんだよ!!!!」」 そしてしばらく桃とリョーマは英二に近づけなかったのであった・・・・・。 BACK |