はっぴ〜?メリクリ! |
「ねぇリョーマ。何か寒くない?」 「そうっスね。」 冬だから寒いのは当たり前なのだが青学の門をくぐった時から変な寒気がするのだ。 「・・・・部室に近づくにつれて寒くなるのも気のせいだといいんだけどなぁ〜。」 「・・・たぶん気のせいじゃないと思うっス・・・・。」 『ルーキー君と駆け落ち!?〜オマケ〜』を見てもらえればわかるのだが、 部室の周りは魔王のブリザードでものすごく寒くなっている。 「何か恐いな〜。」 「今入んないともっとヤバイ事になりそうっスよ。」 「じゃあ意を決して入ろうか。」 「・・・・・うぃっス。」 が思い切ってドアを開けると・・・・やはり思ったとおりだった。 「あ、先輩。やっと来たんスか。」 「〜。早くこの空気を何とかして〜!!」 「・・・・・遅刻しちゃってごめんなさい。」 「、それはいいんだが・・・・。不二を何とかしてくれ。」 最後の方は小声で手塚はに言った。 「あ・・・・あの周助?」 「・・・・僕がどれだけ心配したかわかってる?」 「ごめんなさい・・・・。」 「越前も越前だよね。連絡もせずを家に泊めるなんて。(開眼)」 「・・・・・。」 「周助、リョーマは悪くないの。私が眠くなっちゃってわけわかんなくなっちゃったから。」 「先輩のせいじゃないっスよ。」 「でもでも〜・・・・。」 この会話ははたから見ると・・・・・恋人同士の会話のように聞こえるのは気のせい? 「・・・・周助。ごめんね?昨日はもう疲れててすぐ寝ちゃったんだよ。」 「どこで?」 「リョーマのベットで・・・・。」 「え〜〜〜〜!!おチビと一緒に寝たわけ!?」 「え、急に泊まりに行っちゃったから・・・・しょうがなかったんだよ。」 「越前も越前だぜ!先輩と一緒に寝るなんてよ!」 「まぁまぁ何事もなかったんだからそろそろ始めないか?」 大石が必死に周りを宥めるが不二にジロッと睨まれてしまう。 「大石?何事かあったら困るんだよ?わかってる?」 「周助〜、ごめんってば〜。どうしたら許してくれるの?」 がそろそろ半泣きになって不二に言うと不二はニヤッと笑った。 「そうだな〜・・・・じゃあ僕の誕生日もよろしくね♪(ニッコリ)」 「うん!わかった〜!!」 は不二にニッコリと笑いかけてとりあえず場の雰囲気は暖かくなり始めた。 「・・・・不二先輩だったらもっとすごい事言うかと思ったっス。」 「甘いな海堂。ここであえて言わないのが不二なんだ。」 「と、いう事は不二先輩の誕生日に何かあるって事っスか?」 「それは俺にもわからないがな。」 ・・・・う〜む。データマンでもわからない事とは・・・・。 「はこれでいいとしても・・・越前?僕はまだ許した覚えはないからね。(黒オーラ)」 「・・・・・(なんだ・・・まだ許されてなかったんだ。)」 「僕のを1晩泊めたあげくクリスマスパーティーにまで遅刻して来るんだからね。」 「・・・・・・。」 「クリスマスパーティーに遅刻したのはちゃんもだよな?」 「大石・・・今突っ込まない方が身のためだと思うよ。」 不二はもう黒魔術でも始めそうな勢いでリョーマに詰め寄った。 「先輩・・・助けてくださいよ・・・。」 「周助〜。リョーマばっか攻めないで?夜更かししてた私も悪いんだから。」 「はどうしてそんなに夜更かししてたわけ?」 「・・・・・それはクリスマスパーティーが始まらないと教えらんないよ。」 だから始めよう?とが不二に頼むと・・・・ 「ふ〜・・・しょうがないね。」 「そうそう!さぁ始めよう〜!!」 ようやく不二も機嫌を直したらしく1時間遅れのクリスマスパーティーが始まった。 「あ、そう言えば私ケーキ持ってきたんだよ〜。」 「え!?の手作り?」 「先輩そんなの持ってましたっけ?」 「さっきコインロッカーに取りに行った時に荷物と一緒に入れてた奴。」 「・・・ケーキをコインロッカーに入れたらヤバイんじゃないか?」 は中をそろ〜っと見ると・・・だいじょぶだよ!と言ってケーキを切り始めた。 「ちゃんとケーキに見えるケーキっスね。」 「桃?そんな事言ってるとケーキあげないよ?」 「それはカンベンっス!!」 「でもちゃん料理とか上手になったね。」 「だって休みの日とかいっつも練習してるもん。ね?周助。」 「クスッ。そうだね。だんだん味もちゃんとしてきてるしこれならすぐお嫁にいけそうだよ♪」 「周助ってば〜。私はまだお嫁に行く気なんかないよ〜。」 不二の背中をバシバシと叩きながらもどこかうれしそうな。 「・・・・これ何ケーキなんスか?」 「これはね〜、特製フルーツケーキ!」 「フルーツ好きだよなあ〜。」 「以前野菜汁(だと思われる異汁)に対抗したのもフルーツだったな。」 「手塚あんなのよく覚えてるね〜。」 「あれはの対抗策がないと皆やられていたからな・・・。」 この辺の所はメインのボーリングの王子様で書きますね〜★ 「どおかな?味は。」 「おいしいにゃ〜天才!」 「おいしいっスねこれ!また作ってくださいよ!」 「、それのレシピだが・・・・。」 「この前よりおいしくできてるよ♪気合い入ってたんだね。」 「そりゃそうよ〜。クリスマスだもん!」 「先輩、この前って・・・・前もこのケーキ作ったんスか?」 「え?うん。試作でね。周助に試食してもらったんだよ。でもこの間よりおいしくできてよかった〜。」 「この間はちょっと塩っ気が多かったからね。」 「それでもおいしいって言えた周助が不思議だよ・・・。」 本当にね。まだまだ次ものある物をめぐってバトルが勃発!?するのかな? BACK NEXT |