ホワイトデー杯争奪戦!


3月14日場所:青春学園中等部正門の前。
なぜか青学の生徒ではない集団がにらみ合っています。

「何でテメエがここにいるんだよ。」

「さぁ?運命かな?」

「こいつアホちゃうか。」

「君達こそ何しに来たの?」

「そりゃあ決まってるぜ!ホワイ・・・・んぐ。」

「岳人!勝手にしゃべってんじゃねえよ!」

「へぇ君達もか。なるほど。」

そう言うと千石はテニスコートの方に歩いて行った。

「あ、跡部先輩!あいつ行っちゃいますよ!!」

氷帝レギュラーも急いで千石の後を追った。







またまた所変わってここは部室。

先輩遅いっスね。」

「ちょっと遅くなるって言ってたけど?」

「ひょっとしてもう他校生に捕まってんじゃないスか?」

「それはないだろう。他の学校だって部活あるんだぞ。」

「大石、に会うためなら奴らは部活だって中止して来るさ。」

「・・・・・・・・・。」

するとガチャッと開いて話題のがやって来た。

「やっほー。あれ?皆で何してんの?」

ちゃんが遅いから心配してたんだよ。」

「そっか。あ、この間のバレンタインデーのお礼作ってきたの。」

は持っていた袋から大きな箱を取り出した。

「また手作りか?」

「そうでーす。今度はチーズケーキに挑戦!」

「美味そうっスね〜。」

桃がが持ってる箱をモノ欲しそうな目で見ている。

「桃先輩はバレンタインデーあげてないじゃないスか。」

「その心配はだいじょうぶだよ。ちゃんと全員分あるから。」

「でも先輩、それじゃ俺があげた意味ないじゃないスか。」

そうだね。リョーマの言う事は尤もだ。

「でもだいじょうぶちゃんと作ってき・・・・。」

「大変だー!!!」

が言いかけたその時英二がドアをけたたましく蹴って入ってきた。

「菊丸、部室のドアを壊すんじゃない!」

「手塚!そんな事言ってる場合じゃないって!!他校生が来たんだよ!」

「クスッ。それは何としても食い止めないとね♪」

不二の言葉に全員頷きあって部室から出て行った。

「・・・・・ハッ。私も行かなきゃ!」

いきなりの事に驚いていたも我に返ってみんなの後を追った。






そして部室近くでは青学と氷帝・千石がバチバチと火花を飛ばして睨み合い勃発!

「部外者は入ってくるなと前に言ったはずだが。」

「そんなの聞くわけねえだろ。バーカ。」

「でもさっさと立ち退いてもらわないとこっちも困るんだよね♪(黒オーラ)」

「でもー俺はちゃんに会わないといけないからさ。」

先輩ならいないっスよ。」

「私いるじゃん。」

「「「「「!?」」」」」

てっきり部室にいてくれてると思っていたがひょっこりと顔を出した。

「皆久しぶりだね〜。こんちは〜。」

ちゃん、今日バレンタインデーのお返し持ってきたんだよね。」

「本当〜?うれしい〜。」

「だからさ、俺とお茶しに・・・・。」

!俺も持ってきたんやで。」

「ありがと〜。」

他校とニコニコ話すを見て青学レギュラー陣は気が気でない。

「部外者は出て行け。もこっちに戻ってこい。」

「おい手塚何なら今勝負してやってもいいぜ。アーン?」

跡部が手塚を挑発するとの事だからだろうか、手塚もやる気な感じだ。

「・・・・・・・・・・・・コートに入れ。」

「こら景吾!もうすぐ部活なんだから勝負すんなら部活終わってからにしてよ!」

「「…」」

さすがの部長'Sもに言われたらやめるしかない。

「あ、でも殴り合いはダメだからね。」

「「?」」

?何で殴り合いはダメなの?」

「だって2人もカッコイーから。顔にキズなんかつけたらダメだよ〜。」

「「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」」

一同唖然。まぁは普通に素直に言っただけなのだが2人にとってそれは殺し文句の他ない。

「ケンカするとかしないとかじゃないけどさっさと出て行ってくれる?(黒オーラ)」

「でも不二さんにそれを言う権利ないんじゃないスか?(黒オーラ)」

「菊丸、もっと飛んでみそ?」

「なにおー。さっさと出てけ!」

「千石さん部活戻ったらどうっスか?」

「つれないなぁオモシロくん。別に俺が部活に出てなくても関係ないだろ〜。」

それぞれでバトルを始めてしまいはどうしたらいいかわからず立ちつくしていた。







「おい。」

「え?あ、亜久津仁・・・・・さん。今日は何か御用ですか。」

「別に。ほらよ。」

亜久津はに小さな包みを投げた。

「え、あ・・・・ありがとうございます。」

「・・・・・こいつら何やってんだ?」

「さぁ?部活が始められなくて困ってるんです。」

「…じゃあどっか行くか?」

「え、あの・・・・・・。ん〜・・・・まぁいっか。」

単純思考のは今日は部活できないなと思い亜久津についていく事になった。





そしてと亜久津がいなくなってから10分後。

「「「「「「「「「あ、(先輩、ちゃん)がいない!!!!」」」」」」」」

「ん〜やるなぁあっくん。」

気づいた頃にはもう遅し。と亜久津はちょっと仲良くお茶していたのであった。





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