3人でダブルス


ー!俺カッコよかったー?」

「うん。ちゃんと先輩しててカッコよかったよvv」

「やっぱり〜!」

英二はにぎゅーっと抱きつきながら言った。

「でも桃もすごかったよねー。オーストラリアンフォーメーション。」

「あれは大石先輩から教えてもらいましたから。」

「でもあの手に書いてたのは頭いい!私も今度やってもらお。」

ちゃんダブルスやるのかい?」

「ストリートに行ってやるからね。」

「じゃあ先輩今度俺とダブルスやりましょうよ。」

「桃って何気にダブルス上手いよね。」

「そういえば桃はダブルスで負けた事なかったよな。」

「そういえばそうっスね。」

「じゃあ桃もダブルスプレーヤーだね。」

「シングルスも好きっスよ。」

「そうそう私疑問だったんだけど、桃病院行ってすぐ帰ってきたのによく書く時間あったよね。」

「出れない事がわかってずっと考えてたんだよ。」

さわやかな笑顔で大石が言う。

「さすが母大石!」

「母は関係ないと思うけど…。」

「でもアレがなかったら本当危なかったっスよ。」

「そうだよにゃー。」

「そういえば景吾が言ってたの聞こえたんだけどね。」

「何!?跡べーの近くにいたの!?」

「違うよー。耳がいいだけ。」

は耳を指差し言った。

「で、何て言ってたんスか?」

「あいつらは3人でダブルスをしているんだって。」

「「「3人でダブルス?」」」

3人がそろって驚きの声をあげた。

「そう。何か今日の3人にピッタリだよね。」

「でも3人じゃダブルスじゃないじゃん。」

「そうっスね。」

「でもあの腕をパッと3人で上げてた所は3人ともカッコよかったよ〜。」

が笑って言うと3人は顔を赤くした。

「あれは何かパッて手が上がったんスよね。」

「俺も俺も〜。」

「そんで3人でダブルスをやってのけたのはすごいよね。誰もやった事ないし。」

「そう?」

「そういう事にしときなよ。」

達そろそろダブルス1始まるよ。」

「そうだ。ココもどんなダブルスになるんだろう。」

「乾の事だから相手のデータめちゃめちゃ取ってそう…。」

「いや、でもわからないぞ。氷帝は関東大会から正レギュラーで挑んでくるからな。」

「何にしても!乾ー、薫ちゃーんがんばってーーー!!負けたら承知しないからねー!!!」

が叫んだと同時に審判のコールがかかりダブルス1が始まった。





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