関東大会目前!


「あんたたち本当にいいコンビだねぇ。」

「へへっ。まかせてよん!」

「ところで2人共もう1つフォーメーション試してみるかい?」

竜崎の提案を少し離れた所で他の部員も聞いていた。

「フォーメーションっていくつあるのかな?」

「さぁ?」

するとパラパラと後ろで音が聞こえぬ〜っと・・・・・

「桃・・・・じゃなかった・・・・乾先輩何か知ってるんじゃないスか?」

リョーマがニヤッと笑って言った。

「そのデータはまだないな・・・・。」

「あははははー。桃超似てる〜。おっかしー。」

「にゃはは。桃ナイス〜。」

英二までこっちを見て笑ってる。

「こうして見るとちょっと違うだけなのね〜。おもしろい。」

、あまり笑ってると後が恐いよ?」

「ん?どうして?周助・・・・・げ、乾・・・・・。」

不二の指さした方には逆光で立っている乾。かなりアヤシー・・・。

・・・・そんなに乾汁SPDXが飲みたいんだな。」

「飲みたくない飲みたくない。ってかスペシャルデラックスって何よ!?」

「あ、乾。僕飲んでみようかな?」

「不二だと試飲の意味ないんだがな。ここはぜひに・・・・・。」

「いーやー。ぜーったい飲まないもん。ってか真似したの桃じゃん。」

先輩!?俺のせいにしないでくださいよ。」

「じゃあ2人に飲ませるか。」

「「わ〜、それはカンベン(っス)!!」」

「そこ!何騒いでるんだ!乾・桃城グラウンド20周!は10周してこい!」

「え〜。マジで〜。」

「似てると思ったんだけどなぁ。」

「じゃあ、不二これ飲んでいいぞ。」

「クスッ。じゃあいただくね♪」

と言って不二は乾汁SPDXを一気飲みした。あなおそろしや・・・・・







その日の帰り道・・・・

「あ、ねぇ周助。乾汁SPDX飲んだんだよね?おいしかった。」

「そりゃあおいしかったよ♪」

「本当周助は味覚音痴なの?」

「さぁ♪」

「じゃあじゃあ1番最初の野菜汁と今日のとどっちがおいしかった?」

「うーん・・・今日のかな?さすが改良しただけあると思うよ。」

「マジで信じらんない・・・・。」

はそこまで言ってふとある疑問が浮かび上がった。

「そういえばさ、今度の氷帝戦は事前にオーダー決めるの?」

「どうして?」

「だて手塚が今日不二が聞きにきたって言うから。周助何聞いたの?」

「クスッ。ただまだ氷帝戦のオーダー決まってないの?って言ったんだよ。」

「周助は戦いたい人でもいるの?」

「裕太を倒した彼かな。ジローとかいう・・・・。」

「ふ〜ん・・・・まぁ何にしてもその周助は絶対負けないね。」

「その僕?」

「ルドルフ戦の時も裕太くんのために戦ってたじゃん?きっと今回も勝つね。」

がそういうなら勝てる気がするよ♪」

「それはよかった♪」





運命の氷帝戦まで後2日・・・・





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