宴会は・・・・の準備??


「あれ?何やってるの?」

「紅白戦の準備だよ〜。乾が組み分けしたから表を作ってんの。」

「へ〜。大変だにゃ〜。」

「そんな事ないよ。皆の試合楽しみなんだ〜。」

先輩何か手伝う事あります?」

「えーっと・・・・じゃあ宴会場の準備しててくれる?」

「お安い御用!!」

の部屋から出た3人は宴会場へ向かう・・・・はずが??

「あれ、不二部屋になんかあんの?」

「クスッ。後のお楽しみだよ。先行ってて。」

と何やら怪しげな笑みを浮かべて不二は部屋に戻って行った。

「・・・・・何かイヤな予感がするっス。」

「あれ?手塚たち何作ってんの?」

英二と桃が宴会部屋に入ると手塚が1人でもくもくと作業をしていた。

「・・・が飾り付けをしろというから・・・・。」

「部長が輪っかつなげてる・・・・・。」

「他の皆は?」

「河村と大石は何かつまみを作っているらしいぞ。」

「じゃあ桃と海堂は・・・・買出しって所?」

「・・・・いつ帰ってくるかわからないが・・・・。ところで乾は一緒じゃないのか?」

「さぁ?おチビ知ってる?」

「知らないっスよ。」

その頃乾と言えば不二と部屋でなにやら相談中。

「僕いいもの持ってきたんだよね。」

「それでの口を割らせるという魂胆か?」

「まぁね♪」

が知ったら怒るだろうな。」

「そういう乾だってデータ取りたいんでしょ?」

「・・・それはそうだが・・・・そろそろの方を手伝ってくるぞ。不二は宴会場へ行った方がいいだろう。」

乾は部屋を出ての部屋に向かった。

「(コンコン)、入るぞ。」

「は〜い。どおぞ〜〜〜。」

ドアを開けて部屋の中を見た乾は絶句。

・・・・どうしたんだこの部屋は・・・そしてその格好は・・・・。」

「あぁ、ゴメン汚くて。片づけようとしたら逆に汚くなっちゃってさ〜。」

「しかも表は寝っ転がって書いてもだいじょうぶなのか?」

「ちょっと座って書くと疲れちゃってさ〜。」

「・・・・、あまり飾りをつけすぎると手塚に怒られるんじゃないか?」

「・・・変かな?」

はとっくのとうに表を書き終えて空白に絵を書いていた。

「変ではないが・・・・そろそろ宴会場の方に行った方がいいぞ。」

「そうだね。向こうも大変だから。じゃあ行こうか?」

色々と大変だな。」

「だいじょうぶだよ。マネージャーだから。」

はこれから不二によってワナにはめられるとはこの時思いもしなかったのであった。





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