テニスは楽しく・・・・ね?


「5分休憩!その後ミニゲームを行う。」

手塚がそう言った後はタオルとドリンクを抱えて皆の所に行った。

「お疲れ〜。はい、どーぞ。」

〜。疲れたー。」

「はいはいじゃあ今日はた〜っぷりマッサージしてあげるね♪」

はだいじょうぶ?」

「周助〜。だいじょぶに決まってんじゃん!」

は一人一人に笑顔で渡していく。

「はい、手塚もお疲れ。」

「あぁ。あと、スコアブックも用意しておいてくれ。」

「スコアブックね。了解!あ、乾〜今ヒマ〜?」

「暇だが…何かあるのか?」

「ちょっと打たない?休憩の時しか打てないし。」

「あぁ。ついでにのデータも取らせてもらうぞ。」

「それは…ラリーのお礼って事でいいよ。」

「じゃあ行くぞ。」

乾からの球出し。は難無く打ち返す。

「じゃあこんなのはどうだ?」

「にょっ!?乾本気だな〜。」

段々するどくなる球をも負けじとするどく返す。

ちゃん前よりレベル上がってない?」

は強い相手になればなるほど力が引き出されるのだろう。」

「さすが僕のだね♪」

「『僕の』は余計っスよ、不二先輩。」

そう話ながらもラリーに見入るレギュラー陣。

「何かさ、ちゃんのテニス見てるとこっちまで楽しくならない?」

「俺もそう思う。現にがすごく楽しそう。」

、そろそろ時間だぞ。」

「えっ?もう?」

「部長まだいいじゃないスか。」

「いいよ桃。休憩時間だけの予定だったし。」

「でももっとのテニス見たかったな♪」

「今度ね。あ〜楽しかった!乾ありがと。」

「こちらこそ。いいデータをありがとう。」

「・・・・データ取ったのテニスだけだよね??これじゃあ。」

「さぁな。それは教えられない。」

「(・・・・どうしよう・・・変なデータ取られたら・・・・)」

先輩今度は俺の相手してくださいよ。」

「?おやすい御用だよ♪」

「あ〜おチビズルイ!」

「英二も今度ね。何でいきなりそんな事言い出したの?」

「内緒っス。」

「だにゃ。」

「えー!イジワルー。」

「ミニゲーム始めるぞ。、スコアをつけてくれ。」

「あぁ、はいはい。」

そして本日のメニューは普通に進んだ。





その夜、乾のノートのの欄に新な項目が追加された。
のテニスは人を楽しませる力がある。そして自身はとても楽しそうにテニスをする。』

と。





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