合宿にかかせないモノ |
合宿前夜。 「えーっと、Tシャツ持った、短パン、靴下それからー…」 「準備をするのもいいけど男の前で広げるのはどうかと思うな。」 「周助?準備終わったの?」 「持ってく物は毎回似たような物だからね♪」 「えーっと、後はUNOとトランプとー…あーーー!!」 突然が大声をあげた。 「どうしたの?。何か足りない物あった?」 「大アリよ。帰りにお菓子を買うの忘れたよ。」 「何だ。お菓子か。」 「何だじゃないよ!お菓子は行きと帰りのバスで必要!」 「手塚に持って来てもいいって言われたの?」 「いいって言われてないけど悪いとも持ってきちゃいけない物にもない。」 と言っては通学カバンからさいふを出し出掛ける準備をした。 「今から買いに行くの?もう8時過ぎてるよ。」 「コンビニは開いてるもん。行ってきまーす!」 「ちょっと待って。僕も行く。」 「私襲われたりしないからだいじょぶだよ?」 「とにかく。夜の1人歩きは危険だから。」 「わかった。行こう。」 不二の家から一番近くのコンビニまで歩いて7、8分。 「何買おうかな〜。」 の頭の中はすでにお菓子でいっぱい。 「あれ?前から走ってくるの薫ちゃんだ。おーい。薫ちゃん!」 「・・・先輩・・・・と、不二先輩。」 「(僕ついで?)」 「薫ちゃん合宿前日なのにトレーニングしてるの?すごいねぇ。」 「もう日課っスから。」 「ま、ほどほどにね。明日っからつらいから。」 「はい。それじゃ・・・・。」 海堂はたちが来た方向へ走っていってしまった。 「私も走ろっかな〜?」 「どうして?」 「うーん・・・・何となく。走ろうかなって気にはなるけど実行した事ないし。」 そんな事を話しているうちにコンビニについた。 「もう何買うか決まってるの?」 「んー大きいお菓子はちょっと送ってあるから小さめのお菓子買おうかな。」 はお菓子売り場に行きとりあえず食べたいものをポンポン入れていった。 「酢昆布とーよっちゃんとーそれからポッキーとーあとアメとー、」 「、これなんかどう?」 不二が持っていたのは不二が好きそうな激辛お菓子。 「私が食べれないの知ってるくせに。周助自分で買いなよ。」 「僕お金持ってきてないから。」 「・・・・しょうがない。ついてきてくれたお礼。買ってあげるよ。」 「そう言ってくれると思った♪」 「それが狙いでついてきたわけじゃないよね?」 「もちろん。が危なさそうだからだよ。方向音痴だし。」 「よかった。じゃあ、おっ会計〜。」 そしてまたうちに帰り今度は大量の(?)お菓子を詰めるのに一苦労するでした。 BACK |