熱くなれ!


「今日は楽しかったねー。」

が1番はしゃいでたよね。」

不二の部屋で今日の事についておしゃべり。いつも恒例らしいです。

「だって〜。勝負事は熱くならなきゃ〜。」

「熱くなってた割には負けっぱなしじゃなかった?」

不二はその事を思い出したのかクスクス笑っている。

「だってさ〜、あれは〜〜〜。」







「ゲームでもやろうか。」

「タカさんどんなゲーム持ってるの?」

「対戦型も何個か持ってるよ。」

「それいいねぇ〜。燃えるじゃん!!」

は既に張り切っている。

そんなに自信あるの?」

「わかんない。でもゲーム大好きだからね。」

先輩俺も得意っスよ。負けませんからね!」

「よーし。まずは〜・・・・パズルね!」

「げ、俺そういうの苦手〜。」

「クスッ。英二は頭使うのは苦手だもんね。」

「う、うるさいな〜。」

ちゃんやり方知ってる?」

「だいじょうぶ。ぷ○ぷ○ぐらいちょろいよ!」

と、言っていたのは最初だけ。

「げ〜、ちょっと周助落とし過ぎだって!8連鎖〜?ありえなーい!」

「これぐらい当然だよ♪」

結局不二の勝ち。

「うげ〜。む〜。じゃあ英二対戦しよう!」

「今の見てたら俺でも勝てそうかも!」

「よーし。負けないからね!」

何でが仕切っているのかは置いておいて、この勝負もは最初だけ。

「よっし、ここで4連鎖が〜〜!!」

「残念無念また来週〜!俺は7連鎖〜!ラッキー!!」

「うえ〜!こんなに落とすなよ〜!!」

弱いじゃ〜ん。」

「えー、こんなはずじゃあ・・・・・。」

はその後桃、乾、河村、リョーマ、海堂と立て続けに対戦したが全て負け。

先輩まだまだだね。」

ちゃん練習しとけばよかったね。」

「うーん・・・・次々ー!!!」

はどんどん挑戦を挑んだが全くダメ。負けてばかり。







「本当おかしかったよね。あれは。」

不二はまだおかしそうにクスクス笑っている。

「もう周助。いい加減にしてよー!」

「だって、ったら子供みたいに熱くなってるし。」

「だってゲームは熱くなったもん勝ちって言うじゃない。」

「聞いたことないけど・・・・?」

「今私が作った!」

「クスッ。そういうの多いよね。」

不二はまたつぼにはまったようでおなかをおさえて笑っている。

「もうー!今日はゲームでも特訓しようかしら。」

はポンと手をついて言った。

そんな事してると明日走れなくなるよ?」

「にょ?あ、そうだったーーー!!うーん手塚のせいで走るんだよねー。」

が一言多いからだよ。」

「でも手塚が老けてるっていうのも絶対理由になるってば!」

「それもあるね。でもそんな事言ったらまた走らされるよ?」

「そっか。周助。言っちゃダメだよ!」

「わかってるって。じゃあもう寝ようか。おやすみ。」

「おやすみ〜。」

はふあ〜っとあくびをしながら自分の部屋に戻って行った。





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